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サブネットマスクは九九でわかる? -失敗から学ぶ CCNA -

サブネットマスクと聞くと

以下のサイトの仮面の絵がいつも思い浮かぶ

f:id:UYCP:20200724191743p:plain

subnet mask man

https://wa3.i-3-i.info/word11975.html

サブネットマスクルーターやスイッチに

ipv4IPアドレスを設定する際に入力を求められる設定。

 

サブネットマスクと検索しても

「ネットワーク部とホスト部を識別するためにあるんだ」

ぐらいの理解ではルーター、スイッチの設定では役に立たないことが分かった。

 

肝心なのはマスクの正体を知ることだ!

 

サブネットマスクに関しては

サブネットマスクを設定すると

・何がどうなるのか?

・どんなことがあるのか?

実機、パケットトレーサー等のシミュレーターで確認したほうがいい。

 

サブネットマスクをテキトーに何も知らずに設定すると

Bad mask /30 for address ************** などエラーが出る。

 

※初心者というか何も考えずにやると稀にBad maskが出る。

※たまに設定が成功するので、ランダムで出るのかと思うようになる。

 Bad mask /30 for address

どうやらブロードキャストアドレスかネットワークアドレスを

今設定しようとしている最中のインターフェースのIPアドレスとして

設定しているから、

Bad mask /[num]

というエラーが出るのだ。

 

計算ができないからマスクマンを倒せない?(設定できない?)

それでサブネットマスクの計算ができないから

サブネットマスクの設定に失敗していたんだと言われたら

半分そうであり、半分そうでもない気がしてきた。

(というか計算ができないということに落ち込んだ。)

 

サブネットマスクは予めどうやって設定するか決まっている。

要するに計算する必要はあるが計算というより九九を思い出すだけで

どのIPアドレスにどのサブネットマスクが使えるかがわかる。

(すでに暗記していることを思い出せばいいだけの話)

 

計算というか算数の力とか暗算できないからサブネットマスクを倒せない訳ではなく

大事なのは考え方、サブネットマスクが一体何なのかを理解することである。

 

サブネットマスクというだけあって計算というマスクを被っているだけで

正体は一般人というか中身は単純明快な事柄である。まあ簡単なお話だ。

 

サブネットマスクをどう考えるか?

 

まずはサブネットマスクの表をググって眺めて少しだけ覚える。

255.255.255.252か255.255.255.248の欄だけ覚えればいい。

IPアドレスを、数100個も初心者や趣味でやっている人が設定する状況はないはず。

(せいぜい4個か8個作るぐらいか。)

 

覚えてしまうと以下のことが分かるようになる。

まず、255.255.255.255はサブネットマスクとしては使えない。使用不可

その次は255.255.255.252でIPアドレスは4つ割り当てられる。

その次は255.255.255.248で8つ割り当てられる・・・・

255.255.255.の後ろは決まった数字を何度も用いているだけなんだなと気づく。

 

255.255.255.252はIPアドレスが4つ割り当てられることから

4の倍数ずつネットワークアドレスが指定されている。

ネットワークアドレスを使おうとするとBad mask、とルーターかスイッチに怒られる。

 

失敗例

例として失敗するIPアドレスの設定は・・・

 

1.1.1.4   サブネットマスク 255.255.255.252

これは1.1.1.4の4の数字がネットワークアドレスになるので

first ethanet や gigabit ethanet のインターフェースのアドレスとしては使えない。

・・ちょうど4の倍数である。

 

1.1.1.23 サブネットマスク 255.255.255.252 も

23がアドレスの最後、ブロードキャストアドレスになるので使用できない。

1.1.1.23 にサブネットマスクを使用する場合は

始めにIPアドレスの最初の番号が何かを考える。

 

サブネットマスク255.255.255.252はIPアドレスが4つ作れるので

4×?で23に一番近い数字を考えてみる。

4×5で20になることから 1.1.1.20がネットワークアドレス、

1.1.1.23はブロードキャストアドレスということがわかる。

なので1.1.1.23は使用できず。

1.1.1.22あたりでどうだろうかと考えることができる。

 

最後に

サブネットマスクの正体は、わかっただろうか

筆者はまだわかっていないがある程度わかった。

 

/30では

1.1.1.20 使用不可 →4×5=20

1.1.1.21使用可能

1.1.1.22使用可能

1.1.1.23使用不可

1.1.1.24使用不可    →4×6=20

 

これが255.255.255.248なら8使えるから8の倍数の数字はダメだなとか

そんな感じで応用ができればサブネットマスクの正体はわかったも同然。